日本のいわゆる廃鉱を主題にしてドキュメンタリーを撮影している写真家の萩原義弘氏の写真展開催が決定しましたのでお知らせいたします。
"SNOWY"
萩原義弘写真展
2009年1月31日(土) - 3月1日(日)
SNOWYシリーズは、彼が長年撮りつづけた廃鉱のシリーズの中でも、特に雪をモチーフにした極めてインパクトの強い作品群です。
人の気配のまったくないうらぶれた建物。割れた窓ガラス。朽ち果てた木製のドア。そしてそこに容赦なく降り積もる雪、雪、雪。閉ざされた場所であるはずの屋内に雪が積もっているという光景は、雪国に住まない者にとっては驚くべきものですが、一方で廃鉱の物悲しい歴史を振り返るとき、雪が廃墟を包み込んで見守っているようにも見えるのです。そこに在るものは、静寂と光であり、輝かしい炭鉱の過去へさかのぼる幻影なのです。
このシリーズは、また高いアート性を有しています。完璧なまでの露出コントロール、美しい雪の質感、ストーリーを紡ぐ数々の断片がいたるところにちりばめられていて、見た者を圧倒します。日本各地の廃鉱を歩き、危険を冒して撮影する萩原氏の努力と勇気と、そしてなにより継続のたまものです。
萩原義弘氏の"SNOWY"を、ぜひTANTOTEMPOでご覧ください。
作品はすべてお買い上げいただくことが可能です。
なお、2009年2月14日(土)には、萩原氏を招いてのギャラリートークを開催いたします。詳細はギャラリーホームページとこちらのブログにて告知いたします。
お楽しみに。
