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以前から告知していた通り、1月から主に関西の自主企画系写真ギャラリー、あるいは企画ギャラリーの写真展情報を提供するポータルサイトを開設します。
これらのギャラリーの写真展/イベント情報を、文字情報のみならずフライヤーやチラシの画像情報、PDFファイルなど様々な方法で提供することが可能となる予定で、現在技術的な問題はほぼクリアし提供する情報の範囲を調整している段階です。
ユニークなのは、TANTOTEMPOに送られて来る案内ハガキなど写真展案内をそのまま画像化して掲載する点で、写真家やギャラリーからハガキを送付していただくだけで無料で情報を掲載することが可能です*。
ぜひTANTOTEMPOまで写真展やイベント情報のハガキをお送りください。また、実際に試験運用中のサイトをご覧になりたい方、お問い合わせはinfo[at]tantotempo.jpまでご連絡をお願いいたします。12月後半にアドレスをご案内いたします。
サイト運用開始後は、フォームから申し込むことができるようになります。
また、このサイトでは各写真展について、口コミ情報としてコメントシステムを取り入れ、展覧会に足を運んだ訪問者に評価を残してもらえるよう工夫をしています。
さらに下記のような仕組みを構築予定です。
- 「さくら写真展レビュー(ベータ)」写真展にギャラリスト、写真家などがおとずれレビューを行い記事掲載をする(有料)
- 写真家/ギャラリーのウェブサイトへのバナーの貼付と個別ページの作成(トップページ有料/一般リンク無料)
- オリジナルプリントのウェブ販売(さくら)、リアルベース販売(TANTOTEMPO)(ただし、レビューが必要)
- 写真集レビュー、写真家インタビュー、ギャラリーインタビューなど
*チラシや案内ハガキも著作物ですので本来掲載の許諾を得る必要があります。しかし広報印刷物の趣旨に照らし原則として今後TANTOTEMPOにお送りいただく写真展案内は特に許諾を得ることなく掲載する方向で検討しています。どうぞご理解ご協力をお願いいたします。
多くの写真展が開催されている現在、TANTOTEMPOにもたくさんの写真展案内が届くが、これがとても面白い。各人各ギャラリーがいろいろ考えを巡らして写真展のタイトルを決めている様子が伝わってくる。中には思わず"うまい!"と感動するものもあれば、なんとなくイメージとタイトルの間に違和感を感じたり、写真展の中身に対し興味を失いかねない言葉を使っているケースもある。もちろん、写真展案内に掲載されている写真を見ての感想だから、本当のところはわからないけれど。
タイトルやキャッチコピー、こればかりはセンスだから仕方がない。所詮記号だと決めてつけて、たいして考えることもなく決めてしまうこともあるのだろうが、やはり写真展の顔、こだわりぬいて決めていただきたい。
田中亜紀写真展と時を同じくして、同じ栄町通にあるギャラリーPAXREXで奥脇孝一さんの写真展が始った。奥脇さんはモノクロームで花を撮り続けている写真作家で、物静かだけれどシャープな、しかし植物のシルエットを強調するイメージを長年お撮りになっている。この写真展のタイトルが「ゲーテが見た植物園」というもので、イタリア・パドヴァにあるオルト・ボタニコという植物園の風景の写真展なのだが、このタイトルが素晴らしい。"ゲーテ"というキーワードが含まれるかメタファーとして介在するタイトルをとの奥脇さんの思いに対し、ギャラリーがつけたタイトルはそのものズバリ。しかし、写真の落ち着いたトーンと相まって、ゲーテという言葉がもたらす印象が写真展全体に物静かな空気の流れを作り出していて、5世紀にも及ぶ植物園の歴史を見せるという点で本当に効果的だな、と感動すら覚えた。
ギャラリーPAXREXでの奥脇孝一写真展「ゲーテが見た写真展」は4月26日(日)まで。ぜひ一度ご覧になってください。
