Main Gallery: 2010年5月アーカイブ

R0010870.jpg井本礼子さんの写真展が大変好評です。連日、週末にもなるとたくさんの方が訪れてくださり、カフェもギャラリーも大変にぎわっています。

今日はあいにくの雨ですが、それでも熱心な写真ファンの方がギャラリーにこられています。

井本さんも忙しい中、今回の写真展期間中は神戸にとどまって、多くの日を在廊してくださっています。メインギャラリーでたくさんの方と精力的に会話され、また売り込んでもおられます。非常に熱心に作品などについてお話しされる様子が印象的です。井本さんの作品は銀塩モノクロームの写真です。基本的にはヨーロッパの建築や室内空間、路地裏を撮影場所に、印象的な1つか2つのモチーフを登場させ、まるで夢の中にいるかのような心象風景のストーリー形づくっていきます。3連作品は大変印象的で、まるで夢の断片が脳裏に迫ってくるようなインパクトがあります。
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ぜひご覧ください。

井本礼子さんのギャラリートークも5月29日(土)午後4時から予定していますが、こちらはあと数席で満席となる模様です。まだお申し込みいただいていない方で参加をご希望の方はぜひご連絡をお願いいたします。
3.jpg6月19日(土)からウルグアイ出身の写真家、ダニエル・マチャドさんの写真展を開催します。

マチャド氏はウルグアイ出身、現在日本に住む写真家です。ウルグアイで建築学、コンピュータグラフィックを学び写真家となります。ウルグアイ政府から依頼されたウルグアイの古刑務所、Miguelete Jailに保存されていた古い歴史的写真の修復に携わったことから、この刑務所に興味を持ちます。

廃墟と化した刑務所を南米特有の明るい日差しが射るとき、そこには様々な陰影が生まれウルグアイの歴史を照らしているかのように感じる、と写真家がいうように、写真は単にノスタルジーを誘うのではなくウルグアイのたどった政治経済的衰退そのものを見せています。

Daniel Machado写真展、ご期待ください。

Daniel Machado写真展
Miguelete Jail House -ウルグアイの光と影-
6月19日(土)から7月18日(日)まで。
7月17日(土)午後5時からトークショーを開催予定です。
Dreams_5.jpg夢が記憶と密接に関わっていることは明らかです。夢を見るとき、人は無意識の中に記憶の断片を登場させ、それが視覚空間に持ち込まれることから覚醒後に意識の中で経験したかのような不思議な感覚を憶えるのです。この意識、無意識の夢との関係はまだよくわかっていません。記憶のない事柄が夢に出てびっくりすることもあります。こういうとき、僕たちは記憶とその裏側、意識と無意識の狭間の螺旋状の空間に閉じ込められているのかもしれません。

井本礼子さんの写真は、まるで夢の中の記憶のような曖昧な輪郭をもっています。一つひとつの素材がどこからくるのか、井本さん自身も説明できないことがあると言います。でも、ファインダーをみながらそういう意識空間の景色を追いかけることができるともいいます。

DREAMSCAPES。無意識の中に浮かび上がる視覚。視覚に訴える夢。夢の中に登場するフラグメント。フラグメントの裏にあるぼんやり見える背景。背景の焼き付いた脳裏ともいうべき視覚空間。視覚空間を生み出す意識。意識の裏打ちとなる無意識。無意識の生み出すDREAMSCAPES。まさに螺旋的に不気味な反復を繰り返していくのです。

5月8日(土)から開催される井本礼子さんの「DREAMSCAPES -  意識と無意識の視覚的螺旋」にご期待ください。

5月29日(土)午後4時からギャラリートークを開催します。(参加料¥1,000、先着お申込25名様)

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