2008年キャノン写真新世紀で入選されてからあまり活動という活動のなかった岡部さんですが、埋もれている写真家を再発掘し世に問いかけようとTANTOTEMPOが声をかけて実現した写真展です。普通なら笑ってスルーしてしまうところを、やはりそのエンターテイメント性と写真制作までの細やかなプロセスに可能性を感じてのメインギャラリーでの個展に発展した企画です。面白ければ何をやってもいい、というのではつまらない展覧会になったでしょうが、岡部さんの作品はものすごく時間をかけて手作業で制作した"舞台"を撮影することで、まるでコラージュのように幾重にも人物を立体的に重ねており、その作業自体がとても楽しく見えるのです。また、今回は作品の魅力をいろいろな見せ方で問いかけられるよう、アクリル作品と額装作品、さらには"舞台"そのものを展示しています。作品がいかに細やかな手作業の上に成り立っているかを見ていただいており、これが人々をうならせている理由です。
9月17日(土)午後4時から岡部東京ギャラリートークも開催します。
参加無料、お申し込み不要ですので、どうぞお誘い合わせの上お越し下さいますようお願いいたします。
