Diary: 2010年1月アーカイブ

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アマノ雅広さんの写真展もあと数時間となりました。

昨日は写真家ご本人を迎えてのギャラリートークを開催しました。TANTOTEMPOは基本的にすべての出展作家にギャラリートークをお願いすることにしています。それはまだ写真を見る目を養いたいと考える一般の方や写真作品の制作に興味のある若い世代の写真家に制作上の参考となる作家の見解を聞いて欲しいからです。一方で、写真家にとっても自らの写真世界を言葉を使って説明することで写真のテーマやコンセプトをより明確に伝えていただけるし、若い世代の写真家には評価や批判を常に受ける姿勢を体得してもらえる機会と位置づけているのです。

さて、アマノさんのギャラリートークは自らすべての準備をされ独演会となりました。写真を撮影するきっかけになったエピソードや独学で写真を学んだ苦労、明瞭なテーマを持つきっかけになった一枚の写真。スーザン・ゾンタグさんとの出会い。現在の写真展のテーマである「窓」からの定点観測の制作のエピソードを、実際に愛読された書物やプリントなどを使ってわかりやすく説明されました。

アマノさんは企業系ギャラリーでディレクターをされたり美術館などと組んでの写真イベントの発案実行される行動力のある写真文化の担い手です。3月にはKobe Art Collection 2010というアートイベントを神戸ファッション美術館で開催するなど、神戸におけるアートの発信にも力を注いでおられます。TANTOTEMPOとしても写真に関する神戸での新しい枠組みを模索しており、アマノさんの活動は多いに刺激になっています。

アマノさんのトークショーの一部はUstreamというビデオサイトでご覧いただけます。


また、Kobe Art Collection 2010についてはこちらをご覧ください。


R0010790.jpgアマノ雅広さんの写真展は第2週に入り、たくさんの写真愛好家が訪れてくださっています。

なかには著名な写真家の方やギャラリストも訪れてくださり感想を述べてくださいました。

感想には「よくこのような定点観測を作品にしたね」「勇気のある展示」というものがありました。同一の視点から撮影された28点もの作品が一堂に並ぶという点において、確かに今回の写真展は大変めずらしいと思います。しかし、これらの感想も作品や展示に否定的なものでは決してありませんでした。やはり窓からの光景、しかも厳冬のニューヨークの吹雪の街の人々を映し出しているという点で、一点一点にとても豊かなストーリーが見て取れる、との感想が含まれているためです。見ているひとを楽しませる仕掛け。作品の前に立ち止まらせる仕組み。こういうものが作品には必要なのだと思います。

アマノ雅広写真展、1月30日には午後5時からトークショーもあります。
展示は1月31日まで。
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あけましておめでとうございます。本年も数多くの有力な写真展を開催して参ります。どうぞご期待ください。

なお、ギャラリーのオープンは1月9日からとなります。あしからずご了承ください。

1月9日(土)- 1月31日(日)
アマノ雅広写真展  "87th & Lexington, New York"
ギャラリートーク:1月30日(土)午後5時(参加無料、お申し込み先着25名)

2月6日(土) -3月21日(日)
Meg Birnbaum写真展  "plastic / fantastic"
ギャラリートーク:3月13日(土)午後4時(参加料:¥1,000 ドリンク付き、お申し込み先着25名)

まだまだつづく。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。