Diary: 2009年3月アーカイブ

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左から
1.最高得点 森田さま(東京都)テーマ:空
2.次点 森脇さま(兵庫県)テーマ:動物
3.3位 逸見さま(愛知県)テーマ:風景
表彰式の様子:5位 火置さま(大阪府)

「増殖する春」写真展が無事終了しました。「春」を増殖させるというこの写真展は、34名の写真家から延べ140点もの作品が届けられ、大いに盛り上がりました。特に、この写真展の趣旨をよく理解してくださった方々が、時間差で作品をお寄せくださったため、本当に春が増殖するように増えていくのです。これが大変たのしく、結果として多くの作品が寄せられ来廊者の方々のみならずスタッフも非常に楽しめた良い写真展となりました。

今日は午後2時から入選写真家のみなさまが集まって
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くださり、ささやかながら表彰式を開催することができました。最高得点となった森田さんは子供たちの散歩を撮影した作品で東京からのご参加でしたが、残念ながら表彰式にはお越しいただけませんでした。2位の森脇さんはギャラリーにお越しくださいました。文句なしの春の写真で、アシカ(?)が桜の花びらの浮かぶ水面に顔を出しているのどかな写真です。3位の逸見さんは桜の木々の情景を捉えた作品ですが、緩やかな風の音が聞こえてくるような作品です。

TANTOTEMPOでは、この写真展を一般参加型写真展として恒例化させ来年も開催したいと考えています。来年はどんな「春」の写真展になるのか、コンクール化するかなどこれからゆっくりと検討したいと思います。

ご参加くださいました写真家のみなさま、本当にありがとうございました。

IMG_7751.jpg「増殖する春」写真展は残すところあと3日となりました。

写真展はその後増殖しませんでしたが、明日あと4作品程度増えることになっています。

表彰式を行うかどうか検討してきましたが、明日受賞作品選考会が開催され、21日(土)に発表、22日最終日午後2時過ぎから表彰式を行うことになりました。

19日から受賞者の方々には連絡をいたします。お越しになれる方のみで結構ですので、ぜひTANTOTEMPOで直接表彰をさせていただければ、と考えています。

133点(3月18日現在)
simirutaiyo.jpg.jpeg「沁みる太陽」田中亜紀(冬青社)

「増殖する春」写真展も10日目に入りました。
残念ながら今日は増殖は一休み。考えてみると、終了直前のエントリーって展示期間は短いしあまりうまみはないと思われるかも知れませんね。でも、プレゼントを獲得するチャンスはあります。

「増殖する春」写真展は、来週末からいよいよ始まる田中亜紀写真展へと続いていくのです。明るく、色鮮やかで美しいイメージは、TANTOTEMPOにどんな光をもたらしてくれるのか今からとても楽しみです。作品の準備は田中さんの粘り強い努力によってすべて整っています。田中さん自身による美しいプリントは本当にすばらしい出来映えです。来週初めにはすべての作品が届けられることになっています。何でも大きな木箱で届くらしいので、梱包を解くだけでも大変かもしれませんが、春が届けられるみたいでうれしくもあります。

田中さんは3月28日の写真展初日にはギャラリーに在廊いただけるとのことです。ギャラリーで直接作品のことなどをお聞きになってみられてはいかがでしょうか?

写真展では彼女の写真集「沁みる太陽」も販売されるほか、彼女が手がけた様々な書物の装幀写真をご覧いただくことにしています。お楽しみに。

IMG_7748.jpg「増殖する春」写真展もいよいよ後半。今日もしっかりと増殖しました。

「人物」「風景」は特にレベルが高く、ほとんど空きスペースがなくなってきてしまいました。「空」「動物」にも有力作品が届いています。日頃の写真活動が実った美しい写真が数多くあり、スタッフも選考に頭を悩ませています。

来年はこの写真展をコンクール化する案も飛び出しています。来廊者の数も多く、カフェも大変にぎわっていて、人びとが集うイベントになっているのはうれしい限りです。春の企画展、田中亜紀さんの写真展に向けて春を迎える気持ちが高まっていってくれることを願っています。

iPodも、先日発売されたばかりのモデル1台を除いて届きました!写真集も明日あたり届くのではないでしょうか。写真展はまだまだ続きます。

133点(3月15日現在)


今夜は結果だけ。
今日は5名、13作品のエントリーがありました。ギャラリーからの「サクラ」作品は当初30作品程度でしたが、現在は20作品です。
従って、純粋に参加者のみの作品数は
134+13-20=127枚となっています。

展示スペースがなくなってしまった「壁」もあり、今後の展示方法を思案中。

127作品(3月14日現在)
IMG_7739.jpg「増殖する春」のコンセプトにこれほどまで反応があるとは正直考えてもいませんでした。きっとあまり増えないんじゃないかと、こころのどこかでは考えていた訳です。しょぼんと消えていく小さな企画になってしまうんじゃないか、と。

それくらいTANTOTEMPOのメインギャラリーはすごいことになっています。また、お送りいただいた作品のすべてが力強く、本当にどの作品を見てもすばらしいものばかりで、僕たちはこころから楽しんで作品が増えていくのをみています。

ほんの2週間という短い期間ですが、毎日少しずつ作品が届けられて増えつづけていくというこのコンセプトは、ちゃんとその増え方にも参加者の「増殖させる」という意図が働いていて、とても能動的に参加してくださっているのがわかります。結果として少しずつ作品が増えていくように届けられるため、こちらの意図を汲み取っていただいているのが喜ばしい限りです。参加くださっている方々、これから参加しようとお考えの方々にこころより感謝します。

さて、今日は9作品が増えました。既に作品を届けてくださった方も、ぜひもう一度ギャラリーに遊びにきていただきたいと思います。きっと増殖して成長したそれぞれの「春」を楽しんでいただけると思います。

この週末、TANTOTEMPOオーナーとディレクターの「サクラ」写真を取り下げないと展示するスペースがなくなってしまいそうです。そして、やはり純粋に参加くださっている方だけの数に修正して発表していきます(明日から)。

来週半ばには特注したiPodも3台届く予定です。プレゼントの写真集なども準備万端。最終日には表彰式を!などと考え始めていたりします。また、毎年恒例の企画にしようかとも。参加型写真展なんて、やっぱりいい考えだったのかなあ。まだまだ参加可能。19日到着分まで受け付けています。

来週には、5月からの一周年企画にからんで、大きな発表があります!お楽しみに。

134点(3月13日現在)
IMG_7738.jpg「増殖する春」も4日目に突入。

今日は細胞分裂さながらおおいに増殖したとのスタッフの報告に、僕も夜TANTOTEMPOにやってきて確認してみました。なんと12作品が増えて、ギャラリーはのどかな雰囲気に満ちてきています。

今日は特に動物シリーズを紹介しようとおもいます。被写体の動物たちは、「春」を絵に描いたようなものが多く、昼寝をするシロクマ、あくびをする猫2点、昼寝中の犬などのどかなものばかり。皆さん、ちゃんとポイントをとらえているのでこの壁はおにぎわいです。

意外と苦戦しているのは、花のシリーズです。一番多いだろうと最も大きな壁を花シリーズ用に用意していたのですが、なんとまだ大きな空間が残されています。花シリーズは狙いめかもしれません。皆さま、どしどしご応募いただきたいとおもいます。

110点(3月10日現在)
増殖は細胞学的には環境因子に左右されることが多いのですが、残念ながら今日は増殖しなかった模様。

しかし、次期写真展や一周年を記念するイベント界隈、またその次の企画展の周辺は大変にぎやかで驚きの企画が用意されていて、粛々と打ち合わせが進みつつあります。本当にすばらしい企画が待っています。おそらく皆さん、びっくりされるとおもいます。

さて、今日は学生時代からの友人が長年つとめた会社を辞め故郷の家業を継ぐというので送別会に出かけてきました。このシーズンはあたたかな春を待ちわびる気持ちが大きいのですが、一方で離別のシーズンでもあります。僕は学生時代をずっと神戸で過ごしましたが、多くの友人は各地に散らばってしまいました。いつの間にか会わなくなる人も多かったのですが、卒後長い年月を経て当時の友人と杯を交わすことができました。それぞれが立派に社会的役割を果たし、家庭を築いている姿を見ると、本当に胸に迫るものがありました。

様々な形の、ぞれぞれの「春」。春を感じたら写真を撮って僕たちに見せていただきたいとおもいます。

98点(3月9日現在)
P3071245.jpg今日も「増殖する春」写真展にエントリーがあり、若手写真家を中心として8作品が増えました。

増殖する、というのはいわゆる細胞増殖といった意味に使われる生物学的用語です。染色体上の遺伝子情報に基づき細胞分裂が起こりひとつの細胞が2つ、4つと増えていく様子を「増殖する」と表現します。英語でいうところの"proliferation"ですが、世の中を見渡していると本当に暗いニュースばかり、政治も経済も世相もとらえどころがなく、実体を失っているかのように感じられます。これを憂う気持ち、春を待ちわびる気持ちを込めて、この写真展のタイトルを決めました。

美しい雪の写真展から一転、今度はあたたかな春のイメージを集めていこうというこの試み。北は北海道から京都府、奈良県と兵庫県、大阪府以外からもイメージが集まってきています。TANTOTEMPOは企画展中心のギャラリーです。レンタルはできないのか?などとお問い合わせをいただくことも多いのですが、すべてお断りしている状況です。しかし、普段ギャラリーに企画展を見にきてくださる方にも参加していただきたくて、やはり年に一度くらいは参加型の写真展を開催してもいいのではないかという思いがあったのです。

今日は天気もよく、あたたかでした。大きな企画展ではないにも関わらず、たくさんの来廊者がありました。春はほんのすぐそこまで来ています。
今からでも決して遅くありません。春のにおいのする写真を撮りに出かけましょう。そして
ギャラリーをあたたかで眩しい春の光で満たしていただきたいと思っています。

皆さまのご参加をお待ちしております。

98点(3月8日現在)
P2281238.jpg約1ヶ月の間メインギャラリーで展示が続いた萩原義弘さんの"SNOWY"もいよいよ今日が最終日です。

萩原さんの作品はどれも多くの説明を必要としない優れたイメージだと思います。この場ではいろいろと書きましたが、結局ほんの少しのことを伝えたかったに過ぎません。美しい写真とは何か、それらのものをもたらす作家性とは何か。写真に力を与えるのは、つまるところは一筋に続くテーマと、それを支えるほんのひとつかふたつのモチーフ、そしてテンションとバランスを程よく配置する優れたカメラワークだと思います。

萩原作品が関西で紹介されるのは今回が初めてです。期間中多くの来廊者に恵まれたのは、関西の写真愛好家が優れたイメージを要求しているからに他ならないし、訪れてくださった方はこの写真展の本当に楽しんでくださったと確信しています。プリントで勝負できる本格的な作家が少なくなった、と冬青社の高橋さんがトークショーでお話しになっていましたが、プリントは本当に美しく、コンセプトなどのinputとoutcomeがしっかりつながっているのがこの写真家の誠実さを現しています。

萩原義弘さんの"SNOWY"。いよいよ最終日です。ぜひTANTOTEMPOに足をお運びいただき、作品をご覧ください。