Design: 2009年3月アーカイブ

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田中亜紀さんの写真展が始まりました。
初日の今日は多くの方が訪れてくださり、田中さんの作品を楽しんでいただきました。田中さんは一日在廊され精力的に来廊者の方々とのコミュニケーションをはかっておられました。

特に今回はアクリルで作品をみせている点について、たくさんの反応があったと思います。作品作りの方向性を考えるとき、いかに効果的に展示を行うかというのは写真展全体に影響するとても大きな問題です。額装やパネル、ただプリントを壁に貼り付ける、など方法はいくつもありますが、最終的な出力のクオリティーや展示方法について写真家自らが高い意識を持っていないと来廊者の方々の評価を得ることはできません。この点、田中さんのプリントの美しさは保証できるし、アクリルでの展示は彼女の作品のよい部分を引き出すことに成功していて来廊者の皆さんも納得されているのだと思います。

DAZZLEというキーワードがもたらす明るい空気も、現代の日本の社会には必要です。何かと暗いニュースが多い中、こういう小さなコンセプトが人びとを明るくさせることができる、アートにはそういう力があってほしいと思います。その点においても、田中さんの作品には光があふれていて楽しいものばかりです。

ぜひTANTOTEMPOにお越しになり田中さんの作品をご覧いただきたいと思います。
定休日あけの今日も本当にたくさんの「春」写真が増殖しているようです。なんと一日で15作品が届きました。

写真展はいよいよ後半に。まだまだ空きスペースがありますので、ぜひご応募ください。

なお、3月21日(土)に受賞作品の発表を行います。写真の優劣ではなく、あくまで「春」の表現に最も貢献した作品、増殖に貢献した作品に対して表彰を行いたいと思っています。

受賞作品はこちらでも発表いたします。お楽しみに。

125点(3月12日現在)

R0010175.jpg'07、'08のパリフォトでも、最近の国内の写真展でもアクリルあるいはアルミにマウントし展示するスタイル、フォーマットが多くなってきました。主に大型のプリントに用いられてきたこれらの手法を、最近は小さな作品でも見かけるようになってきています。もちろん、最近の写真展ではデジタルプリントのレベルが上がってきているため、大型作品が展示される機会自体も増えています。

これらの方法は広告看板の世界では昔からあった方法だと思います。また、写真の世界では大型プリントだとプリント自体が波打って額装をしても平面性が保てなくなるために取り入れられた方法です。アクリルやアルミにマウントすると、平面性はとても美しく出ます。

また、アクリルの場合アクリル板とプリントの間に基剤を流し込むため、プリント表面の乱反射がなくなるため作品自体がとても透き通って色彩がより鮮やかにコントラストが高く表現されます。額装プリントと比べるとまるで違った作品に見えるほど美しく見える場合があります。アルミにマウントする場合も平面性は高く、プリント表面にコーティングがなされるため、透明感の高い作品となります。

額装やフォーマットは見たものの印象に大きな影響を及ぼします。特にご自宅に飾る場合は保全性や掃除のしやすさなども影響するだろうと思います。アクリルは傷がつきやすいため少しだけ気を使う必要がありますが、全体的に見ればこれらのフォーマットはプロダクトとしてもすばらしいものであり、ぜひ作品を眺める際にはこの点にも注目していただけるといいと思います。

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