今日は神戸も青空が広がる初夏を思わせる陽気で、栄町通をたくさんの若い人たちが歩いていきます。ここ、なんだろうね?とTANTOTEMPOを廊下から覗き込む人たちも。ドアガラスから垣間見えるハービー・山口作品の一部やTANTOTEMPOホワイトとでもいうべき白を基調とした美しい室内に度肝を抜かれている様子。そういう興味津々のスノッブな神戸気質の視線を受けながら、僕たちは休むことなく空間を整えていくのです。
Design: 2008年4月アーカイブ
今日は午後から仕事をずる休みして、引き渡しに立ち会いました。床や天井、電設の細かい部分まで一つ一つ確認し、問題ないことがわかったため無事引き渡しとなりました。その後、スポットライトを設置して回りました。ギャラリー部分で30、その他の場所でも20ものスポットライトを次々と設置して、ライトをつけた瞬間、恐ろしく美しい空間が浮かび上がってきました。ギャラリーとしてはもちろん、ライブラリーカフェの雰囲気もとても美しいものです。まだメインのペンダントライトや家具、小道具などが届いていないため、完成にはほど遠いのですが。これからの3週間、また胃のキリキリと痛むのを耐え忍びがんばるのです。
写真は、白いドアのエントランスを中から撮ったものです。本当はすべてをお見せしたいのですが、ここはもうしばらくお待ちくださいませ。
週末恒例の内装工事確認をしてきました。ギャラリー部分は完成、ライブラリーカフェもどんどん出来上がっています。写真はライブラリーカフェの中枢部、本棚です。窓際に壁を立ち上げて、既存の柱との間に棚を渡しています。最初は箱ものの書棚を作りつける予定でしたが、いまいち収まりが悪く、土壇場のひらめきでこのカタチになりました。最も高い棚でも、女性が簡単に重たい写真集を取り出せる高さです。ここに150冊もの写真集が並ぶのですが、さぞ壮観でしょうね。
このデザインは、お世話になっている建築士の方との楽しい掛け合いの中から生まれたものです。僕はもともと理詰めではなくイメージ先行型の思考をするため、こんなことできる?あんなことしたい、などと矢継ぎ早にラフデッサンでアイデアを伝え、建築士の方が次々と図面にしていくのです。イメージで伝え合うことで、かなり短い時間で設計図を煮詰めていくことができました。それでも設計におよそ3週間はかかっています。さすがにカフェサービスカウンターなどといった複雑な構造のものは僕には無理でしたが、建築士の方が恐ろしくすてきなものを作ってくださいました。今回の設計では空間デザインの面白さに気づかされました。イメージをコントロールすること、何もない古ビルの空間に機能を付け加え美しく仕上げること、これも立派なクリエイションです。
写真集の最終選考は、お世話になっているハックネットで着々と進んでいるはずです。すべての写真集をこの棚におさめると、TANTOTEMPO projectはスタートします。
