今日は神戸も快晴だったこともあり、栄町通は多くの人でにぎわっています。今は少し陰っていますが、国道も大混雑のようです。昨夜はかなり冷え込みましたが、そのせいで最近の暖かさに薄着になった人たちが少し寒そうに歩いています。
nomoto piropiroさんは、昨夜作品の設置のためにTANTOTEMPOに来ていただきました。僕が駆けつけた時にはもう既に設置はおおかた終わっていました。ブルーグレイのクールな写真がアクリル・アルポリックでフォーマットされていて、完成度の高いかっこいい写真だと思います。特にA1作品はとても迫力があり、白壁のある黒を基調とする家具のモダンリビングに特にマッチします。
今回の写真展は、大阪帝塚山画廊の南堀江移転後の初企画である"into the silent land / osaka"との連動ですが、大阪は迫力の大作品が中心です。神戸は逆にA2作品を中心に、A3作品もあり、大変お求めやすい構成になっています。人物が写っている写真が過半を占めますが、これらの作品が特にカッコいいので、TANTOTEMPOにお越しになりぜひご覧いただきたいと思います。
帝塚山画廊の展示が始まる4月9日からは双方のギャラリーの展示風景を相互に中継します。双方のギャラリーの来廊者同士がコミュニケーションできるようにする予定です。
お楽しみに。

昨日はお世話になりました。場違いに賑やかでごめんなさいね。
写真の感想を。
ひとつ、サイズ効果というものを実感しました。絵画と違ってオリジナル自体のサイズを自由に決めることができるのは面白いものですね。展示されていたものの中にあのサイズよむしろ小さい方がいいなと感じるものと、これがずっと大きければどんな風だろうとわくわくするものがありました。
次に、あのアクリル板仕上げを壁から少し浮かした展示方法。あれはいいですね。作品を選ぶとは思いますが、昨日拝見したシリーズではあの方法がとても活きていたと思います。
自分が選ぶときがあるとしたら、絵画より写真は選ぶのが難しいだろうと思いました。強い作風のものをギャラリーではなく自分の部屋でずっと見るのは少々しんどいだろうし、だからと言ってこぎれいにまとまっているような写真では喫茶店のBGMになってしまう気がするし。私もこれからは自分で持ちたいと思うような写真を見落とさないよう、もう少し注意してみることにします。
昨日はありがとうございました。後半、ゆっくりしていただけてよかったです。
また、写真作品について貴重なご意見ありがとうございました。ごもっともなご意見かと思います。写真はアートとして扱われるようになってまだ3‐40年と聞いています。最近は欧米を中心にサイズの非常に大きな作品が流通するようになっており、大きくありさえすればアート作品として通用するかのような誤った認識が広がっていることも事実です。
写真作品はいわゆる絵画に比べて自由度が低く、ストイックなアートです。一枚の印画紙にさまざまな写真の言語を含めて構成されなければなりません。それを光と影によってのみで表現しなければなりません。当然、甘い気持ちで取り組んでも描写はできるので、アマチュア写真が今真っ盛りです。よいアートは、写真であれ絵画であれオリジナルであれば空間に展示することで空気を変えると思います。ぜひこれからもよい作品と触れ合って、いつかコレクターになってみてください。あなたならいいセレクションをされると思います。