アマノ雅広さんの写真展もあと数時間となりました。
昨日は写真家ご本人を迎えてのギャラリートークを開催しました。TANTOTEMPOは基本的にすべての出展作家にギャラリートークをお願いすることにしています。それはまだ写真を見る目を養いたいと考える一般の方や写真作品の制作に興味のある若い世代の写真家に制作上の参考となる作家の見解を聞いて欲しいからです。一方で、写真家にとっても自らの写真世界を言葉を使って説明することで写真のテーマやコンセプトをより明確に伝えていただけるし、若い世代の写真家には評価や批判を常に受ける姿勢を体得してもらえる機会と位置づけているのです。
さて、アマノさんのギャラリートークは自らすべての準備をされ独演会となりました。写真を撮影するきっかけになったエピソードや独学で写真を学んだ苦労、明瞭なテーマを持つきっかけになった一枚の写真。スーザン・ゾンタグさんとの出会い。現在の写真展のテーマである「窓」からの定点観測の制作のエピソードを、実際に愛読された書物やプリントなどを使ってわかりやすく説明されました。
アマノさんは企業系ギャラリーでディレクターをされたり美術館などと組んでの写真イベントの発案実行される行動力のある写真文化の担い手です。3月にはKobe Art Collection 2010というアートイベントを神戸ファッション美術館で開催するなど、神戸におけるアートの発信にも力を注いでおられます。TANTOTEMPOとしても写真に関する神戸での新しい枠組みを模索しており、アマノさんの活動は多いに刺激になっています。
アマノさんのトークショーの一部はUstreamというビデオサイトでご覧いただけます。
また、Kobe Art Collection 2010についてはこちらをご覧ください。
