関西御苗場が始まりました。

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onaeba2.jpg関西御苗場の写真イベントが今日からスタートしました。

若手の写真家に展示の機会を与え、また様々な角度から写真家にチャンスを作ろうというこのイベント、TANTOTEMPOからも僕が写真家のレビューに訪れる予定です。

若手の写真家にチャンスを、という点に共通点があることからお声がかかったのだと思いますが、さてどんな写真家と出会えるのか、今から楽しみにしています。

チャンスという点からすると、僕がレビューする写真家の中からも個展(予算つき企画展)などのオファーができる可能性もあります。一方で、最近の若い写真家の写真活動を見ていると小さなフィールドで表現に四苦八苦しているものを多く目にします。表現の善し悪しとは別に、そのフィールドの大きさを僕は特にはかってみたいと思っています。また、イベント自体が表現者として参加する写真家と、それを見に来る写真家・写真愛好家と、それを盛り上げようと集まる写真関連企業とわれわれレビュアという写真に関連する人々という構図から成り立っている点に、僕は少し踏み込んでマーケットの視点を投げかけてみようと思っています。同じ趣味、嗜好に集うことは悪くはないけれど、写真好きだけがぐるぐるとほめ合って回るようなイベントだとある意味で内向きに偏向するし、マーケットを意識するかしないかで作品作りの幅はおのずと違ってきます。といっても日本にはちゃんとしたマーケットは育っていないのが実情なので、どういう点が"外向き"なのかを紹介し、一緒に考えてみたいと思っています。

折しも東京では"3000円で写真を売りましょ、買いましょ"というイベントが2年目を迎えました。一流の写真家が参加してのイベントとしては破格の価格設定がなされ、多くの取引がなされたとの報告があった一方、やはり主に写真を購入していたのは同じイベントに参加していた写真家・写真愛好家だったと聞いています。マーケットを開拓するというイベント自体の意味はあると思いますが、この仕組みだとやはり外向きということにはなかなかならないだろうと思います。その点で、ギャラリーのリテラシー、写真家のリテラシー、そして写真そのものの言葉を様々な業種が共通認識して広く一般に伝導する強い言語が求められていくと思います。今回はこの点を特に意識して写真を眺めてみるつもりです。

10月15日(木)、17日(土)、18日(日)の3日間CASOに出向き、できるだけ多くの写真家と話をしようと思います。レビューを希望される方、興味のある方はぜひお声をおかけください。

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