そんな中、午後5時から田中亜紀さんのギャラリートークを開催しました。田中さんがアメリカで写真を学んでいた頃の作品をはじめ、プロとして撮影している舞台、光あふれる太陽をテーマとして撮影された作品などがスライドショーで紹介されました。その間、アメリカでの写真にまつわる教育の日本との違い、人物を中心に撮影をしていた関係から舞台写真家として活動するきっかけになったプロセス、また太陽を作品制作の中心に据えるようになったきっかけとなったイメージなどが紹介されました。
僕が特に面白いと思ったのは、学生時代に制作したいくつ
かの作品の中に、現在TANTOTEMPOで展示しているDAZZLEのシリーズに通じる田中さんらしい撮影技法が含まれていたことです。主題はDAZZLEとは全く異なりますが、主題を生かすために画の周辺に独特の光彩が踊るのです。テーマは時代により変化しても、一人の写真家としてその撮影スタイル、技法は維持発展されていくというよい例だと思います。
TANTOTEMPOが田中さんの作品展を開催した理由について、僕も少しお話ししました。花や木々を主題に太陽、眩しいばかりの光を絡めて撮影する写真家はたくさんいますが、逆にこれらのものをモチーフに、主題を太陽としている点が独創的だと考えての写真展企画です。DAZZLEのシリーズは主題が大きいためより大きな広がりを見せてくれる可能性もあり、TANTOTEMPOとしては今後の田中さんの作品制作に期待をしています。
5月5日、明日は田中亜紀さんの写真展の最終日です。ぜひTANTOTEMPOで田中亜紀さんのDAZZLEをご覧ください。

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