5月9日から開催する1周年イベントの最後を飾るのが、表題の「オリジナルプリントを手に入れよう!」というイベントです。
日本では写真家のオリジナルプリントを生活空間に飾るという文化がなかなか育ちません。これはアート教育の中で写真をアートとして紹介する仕組みが欠如していることと、やはり欧米のような写真を古くからアートとして育て、世代をまたいで継代されていくということがないからにほかなりません。もし我が家に写真が当たり前のように飾ってあったら、その息子も、またその娘も写真をおうちに飾ろうと思うのではないかと思う訳です。
アート教育の中で、マネ、モネ、ゴッホ、ルノアールなどが高校の教科書で紹介されるのに、写真家が紹介されないなんて不思議だと思いませんか?年代が写真の方が浅いため仕方がないのでしょうか?それほど、日本で一般の方が写真をアートとして理解できるようになるまでの教育は皆無です。少なくとも僕自身はそのような教育を受けた記憶がないわけです。しかし、こればかりは突き詰めると政治の話になってしまうような気もします。高校の教科書にアンリ・カルティエ・ブレッソンの写真を載せアート作品として紹介するためには、業界が(どの業界かはわかりませんが)ロビー活動をするほかありません。
さて、イベントではこのようなことをお話しするつもりはありません。6月6日のイベントでは、僕なりに解釈したオリジナルプリントの手に入れ方をご紹介します。写真展に出かけて気に入った写真家あるいは写真を見かけたら、ぜひ写真家あるいはギャラリースタッフに声をかけてプリントを手に入れてみましょう。こういう切り口で写真を飾る生活を少しずつお伝えしていくのも、写真専門ギャラリーの役割のひとつです。
一般の方はもちろん、プリントセールスに興味をもっておられる写真家のみなさまのご参加をお待ちしております。
参加無料です。ぜひお気軽にご参加ください。

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