2009年1月アーカイブ

snowy_rc_3.jpg写真家萩原義弘さんの写真展が、いよいよ明日からTANTOTEMPOにて始まります。

実は萩原さんには明日、明後日と在廊いただけることになりました。また、2月14日から15日(午後1時ごろまで)にも在廊いただけるとのことです。

"SNOWY"は廃鉱を取り巻く厳しい自然、時代の経過が産業にもたらした変革など、大きなテーマを含む優れたドキュメンタリー作品ですが、一方で極めて美しいアート性の高い作品群なのです。また、萩原さんのプリントを拝見すると、この写真家がいかに正統でまじめな作品作りをしているかが一目でわかります。それほど美しいプリントで、技術的な部分にも注目していただきたいと考えています。

萩原義弘さんの"SNOWY"。真冬に体験する真の冬。雪が廃墟を容赦なく覆い尽くす光景の中に美しさと厳しさのハーモニーを見いだした萩原さんの写真展を、ぜひTANTOTEMPOでお楽しみください。

作品はすべてお買いもとめいただけるほか、ポストカードなどの販売もあります。
また、2月14日午後3時から萩原さんを招いてのトークショーが開催されます。こちらは先着25名様、参加費2,000円です。ぜひご参加ください。

初出時、1月31日、2月1日と在廊いただけるとアナウンスしましたが、今週末は1月31日のみの在廊となります。申し訳ありません。訂正し、お詫びいたします。
P1241135.jpg好評だった白崎弘幸さんの写真展が無事終了しました。

期間終盤の3日間、ずっとギャラリーに滞在していただきました。その間人がいないことがなかったぐらいたくさんの来廊者に恵まれ、白崎さんも大変喜んでいました。

白崎さんの作品は、引き続き+plus写真家の作品としてTANTOTEMPOにて取り扱っています。若手写真家のデジタル作品ですので、大変お求めやすい作品です。

白崎さんの今後ですが、やはり
デジタルモノクロームという観点から作品作りを継続していただきたいと思っています。同時に、大変パワフルなカラー作品も撮れる写真家だということを証明してくれました。ぜひ、カラー作品をシリーズ化して作り上げてほしいと思っています。

また、機会があればTANTOTEMPOに限らず多くの写真展を個展、グループ展に限らず参加してさらに力をつけてほしいと思っています。大変おおらかな人柄で、人の意見にも耳を傾けることのできる柔軟性も持ち合わせています。TANTOTEMPOとしても、今後の活動を応援していきたいと思っています。ご苦労様でした。

Shirasaki090124 011.JPG白崎 弘幸さんの写真展も残すところあと1日となりました。

 

今日は神戸も大変冷え込んで、どうなるかと心配もしていたのですが、ふたを開けてみれば本当にたくさんの来廊者の方々でにぎわいました。TANTOTEMPOも少しずつ認知が進み、新聞や雑誌のなどの展覧会情報に掲載されることが大変多くなってきました。そのおかげもあって、ギャラリーを訪れてくださる人の数も増えてきている印象を受けます。特に今回の若手写真家である白崎さんの写真展には3週間の期間中、多くの方々が訪れていろいろご意見をいただきました。

大半は好意的なコメントですが、いくつか鋭いご意見もいただきました。今日はこの点に留意してのギャラリートークを開催しました。

 

まず、写真展全体のテーマについて、白崎さんのお話をうかがいました。この展覧会の作品をめぐっては、いくつかのテーマが混在しているというご指摘を受けるものと当初から考えていました。実際、そのようなご意見を下さった方もおられましたが、僕はまったくそのようには感じていません。作品の、特に被写体についていろいろなものが混在するのは確かに一貫性を欠いているように見えるため大変不利となってしまいますが、僕はこの点について特に問題視することはありませんでした。つまり、この写真展の根底に流れる写真のコンセプトが一貫していればいいと考えていたのです。そしてそれは「かっこいい」写真であることと、強いコントラストを前面に出したものであることでした。なぜなら、このコントラストこそ白崎作品のもっとも特徴的な作風だからです。したがって、写真展のテーマということになると、それは被写体ではなく「コントラスト」なのだということをまず定義してみました。

続いて、キーとなる作品2-3点の解説を白崎さんにお願いしました。白崎さんはどういう風に風景と向き合っているのか話してくださいました。特に意識している点は彼の感じる「美しい」という感覚的要素を、いかにして作品に載せるのかという点です。ここでかれは面白いことを話してくれました。「カメラを構えて撮影するときに、すでに最終的な出力のイメージがあり、それが美しいものであるとほぼ確信してシャッターを押している」というのです。これはとても基本的ですが、とても大切なことです。一流の写真家が作品と向き合うとき、偶然性がどの程度作品に影響を与えるのかを考えてみるといいと思います。プロあるいはプロに近いアマチュアは、やはり最終的に手にしたいイメージを持ちながら撮影をしているのです。

次に、具体的に撮影からレタッチ、出力にいたるまでの工夫などについて聞いてみました。彼は基本的にデジタルカメラを駆使しての作品作りをしていますが、いくつかの作品を例にとって強い光、つまり太陽などの光彩をいかにして作品づくりのに生かすのかを話してくれました。また、北海道という地を生かしての雪景色や、どちらかというとグラフィックアートにも見える作品についてのアイデアを話してくれました。

最後に、デジタルモノクロームというカテゴリーについて、白崎 Shirasaki090124 008.JPGさんはデジタルカメラで撮影しデジタルで出力するモノクロームの作品、と定義してくれました。現在のフィルムベースの作品作りが今後困難な時代がめぐってくるのは間違いない状況下で、デジタルのアドバンテージを十分に生かした作品作りをすることについて、フィルムへのノスタルジーに浸るよりも技術の進歩の先にある表現として受け入れてこのカテゴリーを牽引していきたいとの思いをつたえてくれました。

終了間際に、白崎さんのカラー作品のポートフォリオを会場内で見ていただきました。僕自身「すごい!」と驚愕した夜の雪の景色を撮影した作品があり、どうしてその作品がすごいのかを皆さんに聞いていただきました。カラー作品もまたものすごいコントラストで、なおかつきわめて緻密な高解像度の作品だったのですが、この作品はいずれプリントがTANTOTEMPOに届けられることになっています。興味のある方はぜひTANTOTEMPOにお越しください。

 

ギャラリートーク終了後、簡単なレセプションを開催しました。もちろん、あちらこちらから引っ張りだこで、白崎さんは大変な人気ぶりでした。

IMG_7663.jpg現在写真展を開催中の白崎弘幸さんがTANTOTEMPOを訪れてくださいました。

彼はこの写真展のためにはるばる北海道・札幌市から空路神戸に。写真展最終日の25日(日)まで在廊いただくことになっています。神戸は初めてとのことですので、天気がよければ街を歩き回っていただきたいとも思いますが、特にギャラリートークが行われる24日(土)にはギャラリーに詰めていただけると思います。23日25日もかなりの時間ギャラリーに滞在していただけるようですので、写真家と交流を希望される方はぜひ足をお運びください。もちろん、ギャラリートークは24日午後5時ごろから開催します。特にご予約などは必要ありませんので、ぜひお越しください。

僕も今日初めてお目にかかりましたが、物腰のとても柔らかい好青年です。写真にかける思いも強く、昨年今年と二つの個展を経てどのように写真家として成長を遂げていくのか注目していようと思っています。大変熱心に作品作りをされるし、基本的な技術は大変高いものがあります。しかし、デジタルモノクロームというカテゴリーは、まだギャラリーベースでみると取り扱いが難しく、過渡期にあるのではないかと思っています。今後このカテゴリーがどのように発展するのか、認知されていくのかについても、僕は注目しています。こういう視点からもぜひ白崎さんの作品をご覧になってください。デジタルプリントが銀塩にひけもとらない美しいものだとわかっていただけると思います。
01.jpg春の写真展の概要が決定しましたのでお知らせします。

写真家田中亜紀さんの写真展を下記要領で開催することが決まりました。

田中さんはプロフェッショナル写真家で、ステージやスタジオなどで舞台撮影をする傍ら、花や木々、太陽といった素材をモチーフに作品作りをしています。その名も"DAZZLE"。まぶしい太陽を社会の暗い部分や不安定さの対角におき、世界を優しい光で包み、強い光で照らしだそうというのが彼女のテーマです。イメージにはどれも独特の光があり、その光が素材である対象に不思議な力を与えています。

田中亜紀の"DAZZLE"。ぜひお楽しみに。

田中 亜紀写真展 "DAZZLE" -bright as the sun-
2009年3月28日(土) - 5月5日(こどもの日・祝) (5月の連休中に不定休があります。ご注意ください)

なお、写真展終盤にギャラリートークを予定しています。

IMG_3280.jpg

Gallery TANTOTEMPOでは、3月7日(土)から3月22日(日)まで、「春」をテーマとする参加型写真展を開催します。


その名も「増殖する春」。不安定で不確実な現代のご時世だからこそ、降り注ぐ鮮やかな「春」を増殖させたいとTANTOTEMPOは考えています。



「増殖する春」写真展の概要および応募要項


【参加資格】

参加資格は特になく、どなたでもお気軽にご参加いただけます。

【テーマおよび参加方法】

お一人様一口2枚の写真をご提供いただきます。「春」を大テーマとすることはもちろんですが、「花」「空」「新緑」「海」「風景」「人物」「動物」という7つのテーマにわたって写真を募集します。

【写真のサイズ・プリント方法】

用紙サイズとしてキャビネ、六切、A4まで(他のサイズは一切受け付けません)。

銀塩、インクジェット、カラーモノクロを問いません。

【募集期間】

2月1日から持ち込み、郵送にて写真を受け付けを開始。写真展後半の3月19日(必着)まで写真を募集します。

【参加費】

参加費は一口1,000円、3口までご応募可能です。参加費は写真展が始まる前に持参かお振込みにてお支払いください。

【展示方法】

テーマごとに展示エリアを設定。展示エリアに直接両面テープにて貼付。

【作品の販売】

作品の販売はいたしません。

【写真の返却】

原則としてギャラリーに取りに来ていただきます。写真の返却を郵送で希望される場合は、別途郵送料金を申し受けます。

【プレゼント】

優れた作品をお寄せいただいた方10名様にTANTOTEMPOでご利用いただける1,000円相当のチケット(カフェ、額装などにご利用いただけます)をプレゼントするほか、ワークショップへの参加が必須となるTANTOTEMPO pureワークショップへの優待券をお渡しします。

【ご注意】

公序良俗を乱す恐れのある作品は展示いたしません。

サイズは特に厳密に運用いたします。上記をお守りください。

プリントの品質など、問題があると判断された場合は展示をお断りする場合があります。

いずれの場合も参加費は作品とともに返却いたします。


この写真展は増殖していきます。写真の展示数は日々このブログにて公表する予定です。どれぐらい増殖するか、それはあなた次第!


ぜひ奮ってご参加ください。


ご参加を希望される方は、上記の「増殖する春」応募要項をよくお読みになり、ギャラリー備え付けの参加申込書に参加費を添えてTANTOTEMPOまでご持参いただくか、申込書PDFをダウンロードし、参加費をお振込みの上参加申込書を添えて作品をTANTOTEMPOまでお送りください。


お問い合わせは、お電話かinfo[at]tantotempo.jpまで。


P1101067.jpg白崎弘幸さんの写真展が大変好評です。

ギャラリーの認知も少しずつ進んでいることを祈りたいのですが、やはりこの集客は白崎さんのイメージの強さからくるものだと思います。寒い日が続いていますが、土日はもちろん、平日にも関わらず、たくさんの来廊者があります。また、早速作品も販売されました。

白崎さんは札幌市在住の若手写真家です。仕事をする傍ら、主にWebベースで作品を発表。昨年2月の札幌cho lonさんに続いて、TANTOTEMPO pureへの参加、今回が2回目の個展となるなど、リアルな写真に関連した活動が増えてきています。

白崎さんは1月23日から25日最終日まで在廊される予定です。興味のある方はぜひギャラリーにお越しください。

TANTOTEMPOでは、1月24日午後5時ごろから白崎さんの在廊を機にギャラリースペースに椅子を持ち込んで、ギャラリートークを開催します。デジタルモノクロームというカテゴリーやその作品作りのコツ、雪の景色についてのこだわりなどについてインタビューを予定しています。どなたでもご参加いただけます。

shirasaki_poster01.jpgTANTOTEMPO pureに+plus写真家として登録させていただいている白崎さんの写真展が昨日始まりました。写真はポスターのイメージです。

淡々と都市的センスで風景を切り取る白崎さんのイメージを、昔どこかで聞いたような気がするジャズブルースの歌詞に引っ掛けてBLUES&WHISTLESと表現、写真展のタイトルにしました。氏のプリントを眺めていると、確かにブルースが流れているような気がするのです。

昨日の初日は、僕も風邪のため在廊せずお休みをいただきましたが、多くの来廊者があったようです。今回はデジタル写真、デジタル出力ですが、写真家本人によるEPSON PX/K3インクによる出力も極めて高品位です。最高級のアートペーパーにプリントしたこともあり、極めて知性的で品格のある作品となっています。

また、A2用紙に最大480mmというイメージサイズでプリントした作品が合計8点展示されており、それぞれが写真展に強いインパクトを与えているのも特徴です。

今回は写真家の意向とギャラリーの意向が一致したため、大変お求めやすい価格でお買い求めいただける作品ばかりです。

生活空間に飾ることで、空気がぴりっと引き締まる作品群であると同時に、都市の空の風景や冬の北海道の白のシリーズなどはどのような空間においてもとにかくカッコいいと思います。

白崎さんの写真展は今月25日まで開催しています。ぜひお立ち寄りください。
なお、一時保留にしておりました白崎さんと僕とのギャラリートークは、予定通り24日(土)午後5時ごろからTANTOTEMPOメインギャラリーで開催することができそうです。参加無料です。
デジタルモノクロームの可能性、価値、今後の方向性など、いろいろな観点から作品について白崎さんに解説していただくとともに、皆さまからご意見などもお聞きしたいと思っています。ぜひご参加ください。お申し込みは不要です。

A2作品 Archival Pigment Print ¥31,500(税込)
A3+作品 Archival Pigment Print ¥21,000(税込) いずれも直筆サイン入り

ポストカード 4種各¥150 セット価格¥500
nenga-09.jpg改めまして、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

TANTOTEMPOが写真文化の一側面を支えられるギャラリーとして活動ができますよう、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

今年も新しい企画をどんどん立ち上げて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。
R0012656.jpg年末から体調を崩してさんざんな正月でしたが、皆さまあけましておめでとうございます。やはり無理がたたったのでしょうね。風邪を引いてしまいました。

さて、好評いただきましたTANTOTEMPO pure写真展も無事終了しました。本当にたくさんの方にお越しいただき、また写真家の協力もあり、企画としては大成功だったと思います。写真の販売も延べ29枚+大作品1に達し、この手の企画ではかなり優秀な成績だったと思います。なにより、お買い上げいただいた作品がそれぞれのご家庭で飾られることになるのがうれしいことだと思っています。

この企画は、毎年年末に開催する予定です。また、「生活空間・・・」というテーマが好評だったため、さらに家具店とのコラボを模索していくことになると思います。具体的にはこれからですが、家具店にオリジナルプリントを見ていただけるコーナーを設けていただいて、TANTOTEMPOから提供するアート作品を展示・販売していただくことを考えています。

TANTOTEMPO pureおよび+plus写真家の募集も、引き続き行っていきます。この仕組みについてもいろいろblush upが必要で、近くレギュレーションを改訂する予定です。興味のある方はTANTOTEMPOホームページにて告知しますのでチェックをお願いします。

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