2008年5月アーカイブ

49.jpg©Patrick Taberna

パリフォト2007で見つけた、妖精が紡ぐノスタルジーワールド。

Patrick Taberna写真展を企画しています。作品の選定がほぼ終わり、写真家本人の日本への招請について、現在TANTOTEMPOで調整中です。

Patrick Tabernaの作品は、とても曖昧な、過去の記憶のようなイメージです。概して作品は暗いトーンで、ごく自然にぶれていたりします。それでも、僕がこの写真家にこだわったのは、写真の技術や写真そのもののリアリティーよりももっと深いところにある、こころに届く世界観に満ち満ちているからです。

誰もが、宗教や国籍、思想や民族の違いを超えて感じるあの感覚。

2008年7月26日から9月23日までの予定で開催します。

ご期待ください。
IMG_6907.jpgTANTOTEMPO pureにご参加いただいた写真家の皆さんの展示が始まりました。

ポートフォリオファイルは、当初ワンサイズで行う予定でしたが、大きな作品が混じったり余白をつけてA3+サイズで送られてくる作品があり、急遽大きなファイルを用意しました。この調子だと、落ち着くまでまだファイルの種類を固定できないかもしれません。この大きなファイル、pureのために用意した棚に収まりきらない大きさですので、頭が痛い問題です。

棚とは別に、細長いテーブルを用意し、ご覧のようにファイルを開いた状態で作品が来訪者の目に留まるようにプレゼンテーションを行います。また、一部の作品は額装してこのテーブルに立てかけてあります。棚に開くファイルは、1−2週間ごとに入れ替え、可能な限り公平に人びとの目に触れるようにします。

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昨日も今日も、写真家が直接TANTOTEMPO pureへの参加を求めて来廊されました。メールでの問い合わせもあり、まだレビューはしていませんが、こういうニーズはこれからずっと増えていくだろうと思います。

6月中に「写真を部屋に飾ろう」キャンペーンも打ち上げる予定で、どのようなキャンペーンをどこに働きかけるのが最も効果的かを精査しています。近く方針が決まり次第、ここで告知をする予定です。
IMG_6841.jpgTANTOTEMPOからお声をかけさせていただいた,
TANTOTEMPO pureに参加いただく写真家の皆さんから、どんどんプリントが送られてきています。

プリントは現在ファイリングがすすみ、いよいよ今週末から順次展示販売が開始されます。一部は週末に額装予定で、そのままTANTOTEMPO pureエリアにて展示されますし、コンシューマの皆さまに気に入っていただければ即座に販売されます。Macのモニターによるスライドショーは一部始まっています。

TANTOTEMPO pureは、どんなイメージがこの時代に受け入れられるかを知っているハイアマチュアのみならず、プロに匹敵する世界観を持った若手写真家を中心に構成されており、Webや写真展情報、アマチュア向け写真雑誌などからピックアップして声をかけさせていただきました。ハイレベルになればなるほどプリント指向の強い写真家が多く、やはり僕が考えていた通りWebベースで写真を見せるだけでは飽き足りないのだろうと考えられます。現在さらに第2陣の写真家が準備にはいっているところです。6月中には広く一般に公募を始める予定で、その時点でTANTOTEMPO pure仕様書を公開します。

写真はデジタルでもフィルムでもよく、プリント方式もシルバープリント、C-type print、pigiment printと様々な方式で提供可能で、タイプによって価格設定を変えることも可能です。ただ、販売コスト抑制とコンシューマへ届く価格設定とするために、プリントサイズを原則的に規定しています。写真家の創作意欲には報いなくてはなりませんし、だからといって高い価格に設定してしまうと購買意欲に影響しますので、このあたりのコントロールが難しいところです。現在のところ、小さなプリントを届けてくださる写真家が多く、日本の現状をよく理解してくださっていると感心させられます。

写真はpure仕様公開以降はすべてレビューをする予定です。従って、お送りいただいた作品は、レビューの段階でお断りさせていただくことがあります。TANTOTEMPO pureはイメージライブラリーの構築を目指しているとのコンセプトが「売り」ですが、応募いただくすべての写真をただ採用し続けることは不可能です。少なくとも写真家の世界観を感じ取れるか、独創的なアイデアがあるか、採用するかしないかをTANTOTEMPOのブランドイメージをもとに判断するほかなく、従って必ずしも写真の優劣で採否を決めている訳ではないことはあらかじめお断りする必要があるかと思います。

一足先にTANTOTEMPO pureの仕様書を眺めびっくりされた方も多いかと思います。いただいた多くのご意見を検討した結果、現在準備中のVer.2(公開バージョン)からは規定が若干かわり、サイズ規定など制作上の「しばり」が緩和される予定です。額装の仕様は残りますが、マットの仕様の自由度がマット制作側の協力であがりそうなのです。Ver.1.xxで作成いただいた写真家の皆さんも、近日中にVer.2(案)をお送りさせていただきます。もうしばらくお待ちいただきたいと思います。

TANTOTEMPO pureの次のステップはTANTOTEMPO +plus、そしてその次のステップはメインギャラリーです。より多くの若き写真家にチャレンジしていただきたいと思っています。

驚愕の美しいイメージ。お手頃な価格、そしてすぐに手に入る気軽さ。
TANTOTEMPO pure、ぜひ応援していただきたいと思います。
P5100117.jpg東京からギャラリーのオープニング展のためにわざわざ駆けつけてくださったハービー・山口さんが、2日間にわたるギャラリーのイベントにおつきあいくださり、夕方の新幹線で帰っていかれました。

昨日は、ギャラリーの初日。たくさんの友人、関係者をお呼びしてのオープニングレセプションにご参加いただきました。また、今日はハービーさんをお招きしてのメインイベント、トークショーが開催されました。

昨日のパーティーでは、写真関係者が少なかったにも関わらず、視線でハービーさんを追いかけていると、いつも人の輪の中にいてご覧の笑顔でひとを和ませるのです。「peace」や「静かなシャッター」のシリーズに登場する生き生きとしたひとの笑顔がどのようにして生まれてくるのか、人が人を好きになるような写真を撮るんだ、という氏の言葉の意味が少し理解できたような気がします。

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今日のトークショーは、われわれスタッフにとっても特別な意味のある企画となりました。全く飾ることのない自然なトークと、かなりプライベートな、写真や生きることにまつわるエピソード、写真家が写真家として目指す方向性を決めるときに必ず突き当たる壁とどう向き合っていくか、という大きなテーマを含みながら、クライマックスには効果的な音楽付きのスライドショーで作品群を提示し、氏固有の大きな世界観の中に僕たちを引き込んでいくのです。トークショーが終わっても、人びとはハービーさんの周りからなかなか離れませんでした。人が人を好きなるためにひとはどうたち振る舞うべきなのかを、自ら率先して僕たちに示してくれているような、そんなすばらしいトークショーでした。

TANTOTEMPOは、大きなトラブルもなく、ハービーさんや東京ブリッツ・ギャラリー福川氏のご協力、そして何より写真を愛してやまないたくさんの来廊者のかたがたの笑顔に救われ、なんとか無事船出をすることができました。

ハービー・山口氏、ブリッツ・ギャラリー福川氏をはじめ、ご来場いただいた方々には、こころより感謝いたしております。この場を借り、厚くお礼申し上げます。
TANTOTEMPOは今日無事にオープンを迎えました。きっと何ひとつ欠け落ちることもなく、今まで準備してきたすべてのピースがそろったのです。

朝からあいにくの雨でしたが、僕たちスタッフにとってこの雨はきっと特別な意味があるのだと思います。それくらい、しとしとと静かな音をたてながら、美しい雨が一日降り続いていました。

ハービー・山口さんも、そんな雨の中を傘を差しながら歩いて来てくださいました。一目見たときから、僕はハービーさんのファンになってしまいました。雨がライカを包む鞄を濡らしていましたが、彼はお構いなしに街を、通りを歩く人々の姿を優しい視線で眺めながら、静かにTANTOTEMPOのビルの階段を上り、ついにTANTOTEMPOのドアをくぐったのです。

その瞬間の僕たちの感動をうまく言い表すことばが僕には思いつきません。雨はどんなときも容赦なく降るに違いないし、次の日には恐ろしく青い空となって晴れるに違いない。こんなにがんばって生きてきたんだ、明日も明後日も、その次の日にもまっとうに生きていこう。そんな気持ちです。TANTOTEMPOは今日、無事この世界に生まれました。

懐かしい友人、僕たちのこころを形作る上で欠くことのできない大切な人々。新しい世代の、どんな可能性をも秘めた若者たちと、TANTOTEMPOが壮大な夢を紡ぐのに手をさしのべてくれたみんな、そして美しい雨。

どうもありがとう。
5月11日開催のハービー・山口氏を招いてのトークショー、このところ毎日申し込みがあります。お申し込みをいただいた方々、遠方よりお申し込みの方も多く、その反響に驚くばかり。本当にありがとうございます。

あと若干数ですが、お席をご用意できます。直前だからとあきらめないでinfo「at」tantotempo.jpまでご連絡をいただくか、TANTOTEMPOまでお電話でご連絡をいただきたいと思います。

今回は告知を始めたのも3月末と遅く、いわゆるメディアにはほとんど出ていません。それにも関わらず熱心に情報を収集してお申し込みいただいたこと、こころより感謝いたしております。

当日、皆さまにお目にかかれることを楽しみにいたしております。

5月10日グランドオープン当日はオープニングパーティー開催のため、午後6時にて営業を終了いたします。

また、5月11日は午後2時よりハービー・山口氏によるトークショー開催のため、午後1時から午後4時まで一般の方の入場はできません。準備が整い次第、入場していただけるようにいたします。

あしからずご了承くださいますようお願いいたします。
IMG_6711.jpgTANTOTEMPOにはフォトブックのライブラリーと簡易カフェがあります。
写真展をご覧になった来廊者の方々に息抜きをしていただける空間を用意することで、たくさんの方にギャラリーを訪れていただきたいという思いと、フォトブックを通して写真世界の奥深さを感じ取っていただきたいという思いからライブラリーカフェを設置することにしたのです。

TANTOTEMPOでは、スタッフが長年味わってきて愛着のある「ビゴの店」のパンを使ったサンドウィッチやカスクートを提供いたします。また、日本でも2店目、神戸では初めてとなるイタリア、Vescovi社のエスプレッソ豆を用いたカフェを展開します。「ビゴの店」は京阪神のみならず全国にファンを持つフランスパンのお店で、その味は保証付き。TANTOTEMPOでは10種類のサンドウィッチを扱います。Vescovi社は、スタッフの小さな出会いから取り扱うことが決まったコーヒーブランドです。イタリアに詳しい彼女の大のお気に入りのVescoviのエスプレッソ。深みのあるコクと、きれのいい苦みがとても爽やかなコーヒーです。

お楽しみに。

いよいよ週末にはTANTOTEMPOはグランドオープンを迎えます。皆さまに写真のすばらしさを伝えられるギャラリーになりますよう、がんばって参りたいと思います。
どうぞ末永くご愛顧いただきますようお願いいたします。


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